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dempax
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『追軍』の用例について
あの…
基本的に『非軍属』の場合は『従軍』ではなく『追軍』を使うのですが。
まさか、それすら御存じない?【bbs:24:44 2007/06/13 02:57:56】
御存知ないですよ. どこのどなたが作られた御言葉なのでしょう.
1937年7月から1940年12月までの朝日新聞と東京日日新聞[現在の毎日新聞]の戦場報告記事にはざっと目を通しコピーをとりまくったことがありますが,≪追軍≫という用語には気付きませんでした. ≪『同一組織内で軍属、非軍属が混在している』場合≫ばかりだったからなのでしょうか.[注*1]
当時使われていなかった"追軍"[*注2]を好きな方々が数十名ほどいらっしゃるようですね.
「追軍」のブログ検索結果:イザ! 58件 http://www.iza.ne.jp/search/blog/%25E8%25BF%25BD%25E8%25BB%258D/match/all/
『従軍~~』とは『軍属~~』を意味します。
非軍属の従軍看護婦,従軍記者,従軍カメラマンの例を挙げることが出来ますから,≪『従軍~~』とは『軍属~~』を意味≫するというのは誤りです.
基本的に『非軍属』の場合は『従軍』ではなく『追軍』を使うのですが。
≪『非軍属』の場合は『従軍』ではなく『追軍』を使≫っていた例を挙げることできますか? 当時の軍関係文書,法令,従軍日誌,新聞記事,小説,……,当時の文献が無理ならば,戦後書かれた戦史,戦記もの,小説,ノンフィクション,……なんでもかまいません.[注*3]
[注*1]bbs:24:43 で紹介した「ニュース映画と戦争」の証言者 加納龍一,中村正は社団法人日本映画社所属.
[注*2]≪追軍慰安婦≫と呼び替えることで「従軍慰安婦」が自発的に軍隊について行ったと思い込みたい自己満足屋たち. 沖縄戦での"強制集団死"を"集団自決"と呼ばせる草の根自発的教科書検閲官たち. 当時,"追軍"≪『非軍属』の場合は『従軍』ではなく『追軍』を使う≫が使われていたと主張したければ,用例を示せばすむことである. ということで,アジア歴史資料センタで検索してみると"追軍"検索結果は 8件 http://www.jacar.go.jp/
- 本病院より馬医部両部へ管轄 防衛省防衛研究所>陸軍>陸軍省大日記類>陸軍省大日記>明治7年 「大日記 諸局2月水 伺届弁諸達 陸軍第一局」【 レファレンスコード 】 C04025516500
- 工作より工兵隊用測量器製造云々の件 防衛省防衛研究所>陸軍>陸軍省大日記類>陸軍省大日記>明治11年 「大日記諸省の部 4月月 陸軍省第1局」【レファレンスコード】C04027869200
- 伊勢大廟警護兵過剰員帰京の件 防衛省防衛研究所>陸軍>陸軍省大日記類>陸満機密・密・普大日記>明治37年 「満密大日記 明治37年10月11月12月」【レファレンスコード】C03020204500
- 乗馬用厩舎建設の件 防衛省防衛研究所>陸軍>陸軍省大日記類>陸満機密・密・普大日記>明治38年 「満大日記1月下」【レファレンスコード】C03026144700
- 12 臨時報第弐四号 外務省外交史料館>外務省記録>1門 政治/5類 帝国内政>3項 施政>関東都督府政況報告並雑報 第十八巻【レファレンスコード】B03041585700
- 第2542号 昭和9.6.1兵器貸与の件 迅鯨 防衛省防衛研究所>海軍>海軍省公文備考類>昭和9年>公文備考 昭和9年 I 兵器 巻1【レファレンスコード】C05023661800
- 軍事郵便物遞送に関する件 防衛省防衛研究所>陸軍>陸軍省大日記類>大日記甲輯>大日記甲輯昭和14年【レファレンスコード】C01001760800
- 昭和16年度採用経理部甲種幹部候補生転属に関する件 防衛省防衛研究所>陸軍>陸軍省大日記類>陸亜機密・陸亜密・陸亜普大日記>昭和17年 「陸亜密大日記 第56号 1/3」【レファレンスコード】C01000845800
明治時代の文書は達筆すぎて読めないが, ここでは大正から1945年までの時期の用例がわかればよいだろう.
大正十三年一月二十五日 関東庁警保局
12 臨時報第弐四号
[中略]
労農露国の近情
一.白党系の活躍
■に■■■の西南岸一帯を占領セル白党系アウエーチキン少将の指揮する反追軍は今尚■地方の占領を継続し其部下の一部は [以下省略] 【レファレンスコード B03041585700 djvuファイル 1頁】
"反追軍"の"追軍"は追ってくる赤軍部隊の意と読める,"軍を追う非軍属"の意はない.
第2542号 昭和9.6.1兵器貸与の件 迅鯨
佐世保海軍軍需部在庫ノ左記兵器ヲ見張用トシテ昭和九年十一月末日追軍艦迅鯨ニ貸与方取計フベシ
記 (砲術長主管)
一.十二糎双眼望遠鏡 格[納?■2文字不明] 挺架及三脚架共 一[■1文字不明] (終)
本件通達先第一艦隊司令長官 昭和九年六月一日発布済ミ 【レファレンスコード C05023661800 djvuファイル3頁】
ここでは"追って,軍艦迅鯨に貸与"の意. "軍を追う非軍属"の意はない.
軍事郵便物遞送に関する件, 昭和16年度採用経理部甲種幹部候補生転属に関する件 では 見落としているのかもしれないが"追軍"みつからず. ということで アジア歴史資料センタ公開文書(大正以降)に"追軍"≪『非軍属』の場合は『従軍』ではなく『追軍』を使う≫の用例発見できず.
ついでにアジア歴史資料センタで昭和元年以降に限って検索すると
"軍属"検索結果:1576件(綱領参考資料 レファレンスコード A05020213900,軍人軍属読法廃止の件 C01001282400 その他)
"従軍"検索結果: 401件(『従軍兵士ノ心得』が公開されていないのは困ったものだ)
[注*3]"追軍"の用例はどういう媒体でもかまいませんが,出典を確認できるものにしてください. 国会図書館なり昭和館,靖国神社偕行文庫で探して確認しますので. ≪私が使っていた≫なんてマイ定義,マイ用語は,勘弁してください.
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48『追軍』の用例について
dempax
2007/06/13 19:48:06
あの… 基本的に『非軍属』の場合は『従軍』ではなく『追軍』を使うのですが。 まさか、それすら御存じない?【bbs:24:44 2007/06/13 02:57:56】 御存 ...
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