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dempax
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Apes! Not Monkeys! はてな別館 でのやり取りから
■ [UG]勝手に転載
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20070628/p1#c
Kay
「国家賠償訴訟においては、「公権力の行使」があったかどうかは最大の争点です」
今まで公害訴訟などで、公害を起こした会社だけでなく国も訴えられてきたケースはいくつもあるでしょうに。。。
>> 彼らが求めるのは人権や正義じゃなくて金と権力だから、
この考え方も否定しませんが、あまりこういうことは言わない方がいいのではないかと思います。どんな政治活動についても(例えば、ワシントンポスト紙に意見広告を載せた人々についても)「あれは損得勘定でやってるんだよ」ともっともらしく説明することはできますが、それでは結局、政治から思想が失なわれてしまうでしょう。それはつまらないと思いますよ。』 (2007/06/29 01:38)
『ちょっとずれますが、池田信夫さんの考え方の根底には、公娼制度はそんなに悪いことではないんだという認識があるのでしょうね。日本全体でもう一度性風俗の現況と建前について議論したほうがいいような気がします。
ヨーロッパ人やアメリカ人というのは、えらそうなことをいっても確かにアジアに来て少女を買いまくったりしてひどい面があります。しかし、制度として、人身売買の温床になるのを黙認するかのような不作為は許さないという建前を強くもっています。(州によっては合法なところもありますが)だからって個々人が自由意志でアジアにきて女を買っていいかは別ですが、少なくとも、日本のように、売春防止のザル法をつくって公娼制度を温存させて、その結果として人身売買の温床になっている国は制度として間違っているということはいえるわけです。
近年、日本が人身売買罪を創設したのは、アメリカ国務省の人身売買報告が日本を強く非難しているのに象徴されるように、外圧によるものです。
しかし、本音ではどうでしょう。売春は違法といいながら、管理売春が堂々と営業を続けているこの国のレトリックは憲法9条と自衛隊派遣以上の欺瞞です。現在のソープランドは規範的にみていいのか悪いのか。誰も答えようとはしないまま、過去の管理売春のあり方について是非を問うても全くの無駄。そんな気がします。ソープランドが合法なのは挿入行為が自由恋愛の結果だという建前だからでしょう。そうではなく、これを率直に管理売春だという実態を認めた場合、ソープはいいのか悪いのか。そもそもこれを悪いという規範意識がかけているから、日本はアジア一あるいは世界一充実した風俗大国になっており、人身売買の温床となっている。さらにいえば、人身売買という構成要件の意味を全く理解していない。
池田さんはNHK時代>取材班は国内と韓国で1ヶ月にわたって「強制連行」の取材をしました。当時のわれわれも「軍が朝鮮人の首に縄をつけて引っ張ってきた」という証言をさがしたのです。>とおっしゃっています。また首相も「官憲が家に押し入り、人さらいのごとく連れて行く、『慰安婦狩り』のような強制的なもの」、つまり、官憲による強制連行はなかった」と答弁していますが、いずれも、バカですか、あなたは、といいたいです。
人身売買という構成要件の解釈につき、審議過程で法務省は「たとえ被害者の同意があったとしても家族を貧困から救うため金銭を稼ぐには売春によるほかはないと考えてやむなく売春に及ぶに至った事案では被害者の同意は自由かつ真摯な意思に基づくものとは認められず人身売買罪は成立しうる」という趣旨の見解を述べております。こういう実態が人身売買とよばれ、法的非難に値するということなのだから、もっとワイドレンジにみなければいけないですよね。首に縄をつけて引っ張った極端な狭義の強制事例を探すのは、テコキやオーラルセックス・アナルセックスは性行為ではないという売春防止法上の限りなく狭くフォーカスされた定義にこだわるのと同等にナンセンスなことです。
そのナンセンスな事態にとくに異議を唱えずに、性風俗を温存させているこの国が、過去の事例の評価について頓珍漢ぶりを発揮しているのはある意味で必然的ということがいえるように思います。』 (2007/06/29 02:31)
『疑問を発するだけで「何もわかっちゃいない。」としか書けない人間が「嘘を証明してやる」って……
ともかく「勿論、最初の仕事はマイク=ホンダへの謝罪に赴くことだからくれぐれも間違えないように。」などと誰も主張していないようなことを仕事に設定したり、なんだか不思議な人がいっぱいですね。謝罪の対象は被害者であって、マイク=ホンダは関係ありませんよ……と書いたところで、ブッシュ大統領に謝罪した人間を思い出して暗澹たる気持ちになりました。』 (2007/06/29 06:54)
tomojiro
『問題は、日本の右翼や保守勢力がいまだにあたかも朝鮮半島(と台湾)における「強制連行があったか、なかったか」が争点になっていると勘違いしていることです。
そうではなくて、swan_slab さんがおっしゃるように公娼制度を背景とした強制売春が問われているのですから、強制連行云々は世界的にはそれほどフォーカスされていないということがわかっていない。
当時、「公娼制が公認されていたのだから日本に罪はない」という論理で反論するのは「じゃ、お前は今でも強制売春を認めるのか」と問われて「イエス」というようなものだということがわかっていない。秦郁彦は、そこの部分で、「イエス」といってしまう価値観の持ち主だから、彼は慰安婦問題の何が「問題」なのかがわからない。要するに立花隆が言っているように60代以上の日本人男性にはジェンダーの問題が根本的に理解できない人が多いが、秦氏もその典型的な一人なのだと思います。
それと、確かに朝鮮半島や台湾で制度的な強制連行はなかったと思います。ただ、普通に日中戦争の回想録などを読みますと、進軍した先の村の娘を集めて慰安所に強制的に放り込んでつれて歩く例が出てきます。
つまり少なくとも中国(それとおそらくフィリピン)では、軍による「直接的」な「強制連行」による慰安所の開設が業者ではなくて、軍の手によって直接行われた例が結構多い可能性が強い。朝鮮半島で強制連行があったか、なかったなんてその意味では枝葉末節なんですよね。
まあ、あるアメリカ人がいうようにこの決議案自体はでたらめだし、アメリカ下院が云々すべき問題ではない(イラクについてその前にきちっと反省して決議しろ!)。偽善的ですし、正直な話、日本政府はこれを受けて謝罪すべきではない(というか謝罪ができなくなってしまった)。
また、韓国系アメリカ人や韓国のナショナリストに慰安婦問題に対する言い訳(すべて日本が悪くて自分たちには何の非はない)を与えることにもなるので、その意味でも日本政府や政治家は本来「無視」すべきものでした。
いやー、それなのに、よくワシントンポストに広告を出してくれました(笑い)。これぞ、自爆テロ!神風攻撃!
松原仁とか他の励起し修正主義者は実は、「中共」とか「北朝鮮」からお金もらってんですかね。ステレオタイプな「反省しない、謝罪しない、軍国主義の復活を夢見る」「永遠の悪漢日本人」をもしかしたらお金をもらって演じているのかもしれない。
いや、そうだ。そうに違いない!緒方などにかまっている場合ではない!「中共」と「北朝鮮」の手先、東中野、渡部昇一、松原、戸井田、中山成彬とかを捜査しろ!』 (2007/06/29 11:05)
Phls
『tomojiro様の意見にもう1点付け加えると、
>「公娼制が公認されていたのだから日本に罪はない」という論理で反論する
と言う論理では、公娼制「一般」の問題に帰着されない、慰安所システム固有の問題を切り落としているわけですが、そのことも分かっていないのでしょうね。』 (2007/06/29 13:43)
BigHopeClasic
『ソープを悪と思わない人間は人の名に値しない、というようなことになると、かえってコンセンサスを
形成するのが困難になると思うのですが。人身売買の事情を知りつつ、ソープを断罪する価値観を共有
できない私は、唾棄すべき男根主義者として退場すべきなのでしょうか。
http://sessai.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_4758.html
政治学者の雪斎さんの最新のエントリですが、米国連邦議会専門紙「The Hill」の記事が非常に興味深いです。
tomojiroさまが冗談気味にお書きになった「日米離間勢力の策動」は、冗談ではなく実際にも,ワシントンの対日筋にとって相当のダメージを与えていただろう事を伺わせるものです。』 (2007/06/29 15:15)
tomojiro
『BigHopeClasic さん
>ソープを悪と思わない人間は人の名に値しない、というようなことになると、かえってコンセンサスを形成するのが困難になると思うのですが。
いや、すみませんがここが肝心のポイントだと思います。ソープそのものを悪いとは僕も思いません。自らの意思でその仕事に従事している限りはまったく問題ないでしょう(売春の善悪はとりあえず別問題として)。
問題になるのは「意思に反して」ソープ嬢をさせられて、しかもそこから間接的にしろ(親が勝手に結んだ結んだ契約等)、あるいは直接的にしろ(だまされてソープ嬢にさせられ、やめたいと思っていても暴力によって無理やり従わせられる)暴力的に管理され、自分の意思ではやめることも、移動することもできないケースです。
たとえば元読売新聞の小俣行男記者が1967年に出版した『戦場と記者』で、中国の前線でであった日本人の慰安婦の話がでてきます。彼女は新宿で「女給」をしていたときに、「上海で働けばもっとずっと稼げる」とだまされて慰安所につれられてきました。「だまされた」と気づいたときには遅く、「あきらめた」そうです。
当時の「女給」というと今のキャバ嬢みたいなものですが、では現在、キャバ嬢が「もっと良い職場がある」とだまされてソープランドと契約させれられたらどうでしょう。この状況で自分の意思でやめられずに強制的に売春されたらそれこそ刑事事件でしょう。
朝鮮半島、台湾ではこういった「だまし」が大量に行われ、しかもだまされたと気づいた後も自分の意思でやめることができずに強制的に売春させられたことが、まさに問題なんです。しかも民間の「ソープランド」ではなくて、公的な政府の行政機構である「軍」が開設管理している「慰安所」でそれが大量に起きたのですからそこが問われているのです。そのうえ、インドネシアだけでなく、中国やフィリピンでも直接的に軍が「慰安婦」をかき集めた疑いもあるわけです。
阿部首相(とその友達)および秦氏はここが問われているのをわかっていないんです。』 (2007/06/29 15:51)
BigHopeClasic
『tomojiroさま
いや、おっしゃることは全くその通りで異論はありません。先のコメントで「人身売買の事情を知りつつ」と
書いたのは、お書きになった事情を全て含意させているものです。
ただ、そこを超えて管理売春の存在そのものにまで踏み込むことは、問題の本質ではあれ、現実的な解決への
「第一歩」を踏み出す上ではかえってどうなのだろう、という問題提起です(第二歩としてはそこに行くのでしょう)。』 (2007/06/29 16:25)
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136Apes! Not Monkeys! はてな別館 でのやり取りから
dempax
2007/07/01 00:33:04
[UG]勝手に転載 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20070628/p1#c Kay 「国家賠償訴訟においては、「公権力の行使」があったかどうかは最 ...
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