22:
noharra
従軍慰安婦をめぐる6枚の紙片
このスレッドは、海老蔵さんとの対話用に用意したものですが、海老蔵さんが沈黙して居られるため、
野原燐のぶつぶつモノローグ にでも使おうか、と思っています。
昨日(5/19)、あるところで、「従軍慰安婦をめぐる6枚の紙片…」と題して話しました。
その時に使った6枚の紙片を、下記に掲載しました。
http://d.hatena.ne.jp/noharra/11000901#p1
6枚の紙片はただの素材に過ぎず、それを提示しただけでは「発表」にならないわけで、・・・
まあ説明を加えながら話をしたわけですが。
何を言ったのか、言いたかったのか? については明日以降に書きます。
(5/21追加)
当日聞いてもらったYさんからメールをいただいた。それをきっかけに考えてみた。
----------------------
えーと、
当日もすでに聞かれたのですが、
何を言おうとする発表だったのか? が確かに不明確ですね。
今日、改めて、今の気持ち(考え)を整理して見ます。
まず、3.吉見義明vs2.ネット右翼については、私は断固として吉見さんの側に立ちます。(といっても、この対立だけでも多くの局面を持ち、それを網羅するには時間ばかり掛かり大変です。)
さて、それに対し4.C女子学生vs1.陰部を検査する麻生医師 というのはどうでしょう。
酷く踏みにじられた苦痛とさらに被害を「語ることができない」苦痛において、C女子学生と慰安婦たちは共通する。しかしエリート女性だったC女子学生たちはわずか1,2年で思想的苦闘と沈黙から抜けだし「語ること」に至ることができた。しかし慰安婦たちは、50年掛かった。
それに対し、中年日本人男性である麻生-千田対話の裏には、女を買ってしまう男への共感~許容が、ただよっています。語ることが難しい、このような許容を、存在の〈有臭〉性として、いったん肯定していきたい、というのがわたしの言いたかったかも知れない点です。
ここにほんのかすかに流れていた、4.女の正義vs1.男の非?正義といった構図は、5.生きている女vs6.無惨に死んでいった男 という構図によって辛うじてかすかな暗示に至り得ます。
しかしそれは、最後まで〈かすかな暗示〉に留まります。政治的にも学問的にも思想的にも3.吉見さんたち の正しさを成立させることに私は荷担しているのですから。
なぜこのような回りくどいことを言っているのか? それは一つには吉見さんたちの完璧な議論が(安倍首相以下の?)日本の大衆には支持されないのは何故か、欧米、アジアの大衆には支持されているようにわたしたちには見えるのに、といった点にも関わります。
正義というものが、西欧起源の無垢な空間に、国民国家=血縁の共同体とは切り離されたものとしてだけ存在するという強固な信念。それは最新のデリダ、アーレント、コーネルといったシーンにおいても再演されているのだ。
http://d.hatena.ne.jp/noharra/20070519#p1
と野原はブログの舌足らずの文章に書き留めています。
学者の言説は、真理や正義をより厳密に追い求めようと努力すればするほど、ベタな生活~悲惨な現実から乖離していく。そうではなくて、何かを厳密に論じようとするその身体のうちに〈存在の有臭性〉を回復しなければならない。それは不可能なことではなく、C女子学生たちがすでに実施し得たことでもある。
糾弾する女の身体は臭いを発している。わたしの中にある臭いを、言葉につなげていくことの困難を包み込みながら常に表現はなされなければならない。
というのが、わたしが言いたかった(かもしれない)こと、です。
-----------------
うーん。・・・
-
22従軍慰安婦をめぐる6枚の紙片
noharra
2007/05/21 07:00:51
このスレッドは、海老蔵さんとの対話用に用意したものですが、海老蔵さんが沈黙して居られるため、 野原燐のぶつぶつモノローグ にでも使おうか、と思っています。 昨日(5/19)、あるところで ...- └
24メモ:千田夏光氏
noharra
2007/06/05 20:53:43
「故 千田夏光氏を悼む」という、 琴秉洞氏(朝鮮近代史研究者)による文章が下記に載っています。 http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/sinboj2001/1/012 ...
- └
24メモ:千田夏光氏
返信