日常生活では、どんな店屋の主人でもしごくあたりまえに、ある人が自分がこうだと称する人柄と、その人が実際にどういう人であるのかということを区別することぐらいはできるのに、わが歴史記述ときては、まだこんなありふれた認識にさえも達していないのである。それは、あらゆる時代を、その時代が自分自身について語り、思い描いた言葉どおりに信じ込んでいるのである。 『ドイツ・イデオロギー』
071221
■ [memo] 侮日

歴史問題をめぐって「日本を辱める行為」「侮日」「恥辱を伝えるなかれ」というような批判をする人が結構な数いるのだが、外国から見たときの日本、という点で目下もっとも日本を辱めているのは、そのようなことを言う人達の行為そのもので、たとえば
- ワシントンポストやニューヨークタイムズのサイトないし記者とかのサイトにいって、どっからもってきたのかテンプレになってしまっている知性や論理のかけらも感じさせない英文をなんども貼り付けている方々。
- オランダ議会や欧州議会に、決議文もちゃんと読まずに「売春婦のために日本を侮辱するな」等々、論理的な文章を書く訓練を一度もしたことがないのがあからさまに見てとれる感情的な文章を送りつけて意気揚々としている方々。
慰安婦問題をめぐって日本人の評価が下落するとしたら、彼らのあまりに稚拙で人権意識丸坊主にしてヘイトレッドに満ちたそのテクストが最大の理由となるだろう(The Factsとかはもう後戻りがきかないけど)。”日本人として恥ずかしい思いをしたくない”というのであれば、彼らに一連の破廉恥な行為をやめさせることがいちばん大事である。
例: WPの記事"Shinzo Abe's Double Talk"のコメント欄
トラックバック - http://ianhu.g.hatena.ne.jp/kmiura/20071221
http://www.amazon.com/review/RHQLEIV3I032T/ref=cm_cr_rdp_perm
長らく無視されていたのが,安倍発言のおかげで日の目を見たようで,今年の春に2本のレスがついています。
日本語による風景、外国語による風景
http://d.hatena.ne.jp/kmiura/20060829#p1
クレモント氏の記事について。
http://d.hatena.ne.jp/kmiura/20060901#p2
http://d.hatena.ne.jp/kmiura/20060914#p1
のあたりです。確か、pr3さんのブログを知ったのは、このあたりからでした。