日常生活では、どんな店屋の主人でもしごくあたりまえに、ある人が自分がこうだと称する人柄と、その人が実際にどういう人であるのかということを区別することぐらいはできるのに、わが歴史記述ときては、まだこんなありふれた認識にさえも達していないのである。それは、あらゆる時代を、その時代が自分自身について語り、思い描いた言葉どおりに信じ込んでいるのである。 『ドイツ・イデオロギー』
071223
■ [memo] 中韓脅威論

お玉さん→村野瀬さん→先日こちらで質問した方は、Apemanさんのところのコメント欄に移動された模様。
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20071208/p1#c
一連の投稿を眺めていて思ったのだが、要は「中国・韓国は日本を憎んでいるとんでもないやつらである」と
いう産経主義者なのだな、と思った。中国の日本に関する教育に関しては昔少々調べたことがある。日帝憎むべし、という教育がなされていることは確かなのだが、だから今の日本が壊滅的な侵略を中国や韓国から受けるか、と問われればはなはだ疑問である。産経主義者、と私がわざわざ名前をつけたのは、これがひとつのイデオロギー的な傾向である、と判断するからである。このイデオロギーは、国籍差別に基づいており、中国や韓国の人間は信じることができない・日本人を騙そうとしている、といったきわめて刺激的なコンテンツに満ちている。この前提に基づけば、もちろん中国・韓国の元慰安婦の証言など虚偽であるとしか判断できなだろう。あるいはさらに言えば、中国・韓国のなすことはすべてが悪意に満ちており、日本という国家を滅亡させることがかの国々のミッションであると判断することになる。さすれば、こうした前提に基づいて議論をするのは、実にムダなことである。議論をするとしたら、その前提を問わねばならない。
どこにいっても人を国籍によって差別するバカがいる。アメリカにもいるし、ドイツにもいる。中国や韓国にもいるだろう。某産経新聞ワシントン駐在の編集委員の日本人もそうである。この周辺で私がたまに接する日本人もそうだ。こうしたヘイトレッドはそれを発する人間の国籍によらない。皮肉なことに実にインターナショナルである(そういえば先日、ムッソリーニの娘を会長にしたヨーロッパ各国の連帯であるナショナル・ファシスト連合が内部抗争によって瓦解した、という話を耳にした。あたりまえすぎてネタにもならない話である)。
hizzz2007/12/31 02:04ううう、亀な訂正「恋のはまりの」→「恋のはじまりの」。KY=空気嫁もこの流れかも。