「事実委員会」全面公告を批判する RSSフィード
 

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112dempaxdempax   78  日本共産党機関紙『しんぶん赤旗』 2007/06/28


しんぶん赤旗 2007/06/28 HP上記事

慰安婦」決議39対2/米下院委可決 本会議で来月採決へ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-06-28/2007062801_04_0.html

[主張]「慰安婦」決議採択/「靖国」派への痛烈な批判だ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-06-28/2007062802_01_0.html

慰安婦」問題の米下院委決議/断罪された「靖国」派/日本政府は「謝罪を拒否」/安倍発言は「筋通らない」http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-06-28/2007062803_01_0.html

慰安婦」問題/最終解決へ被害者と協議を/弁護士44人が要望書/首相あてに http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-06-28/2007062803_02_0.html

慰安婦」問題/「強制性ない」の首相発言 撤回せよ/共産党,一貫して追及 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-06-28/2007062803_03_0.html

世界で「日本 謝罪を」/「慰安婦」決議受け高まる声 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-06-28/2007062807_01_0.html



しんぶん赤旗 2007/06/28 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-06-28/2007062803_01_0.html

慰安婦」問題の米下院委決議

断罪された「靖国」派

日本政府は「謝罪を拒否」

安倍発言は「筋通らない」

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「戦後ドイツは正しい選択をした. 一方,日本は歴史の健忘症を積極的に促進させている」. 最上段の委員長席に座るラントス委員長が声を高めると,委員会室の空気が張り詰めました. 二十六日,旧日本軍の「従軍慰安婦」問題で日本政府に公式の謝罪を求める決議案を圧倒的多数で採択した米下院外交委員会. 討論では,民主,共和両党の議員が相次いで発言を求め,安倍晋三首相や「靖国」派の国会議員を「歴史を反省しない不誠実な態度」と批判しました. (ワシントン=鎌塚由美)

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この日の外交委員会は,イラン問題などの重要法案が審議されました. 「慰安婦」決議案は,それらと並ぶ重要案件として特別の討論が行われ,約二十人が発言,一時間二十分に及びました. 昨年の同様の決議案が討論なしの発声採択されたのとは様変わりでした.


議員からの批判は,日本軍による強制と関与を認めた河野官房長官談話(一九九三年)を,安倍首相や,「靖国」派議員が覆そうとしていることへ集中しました.


音頭をとったラントス委員長は,日本政府が元「慰安婦」たちに「謝罪を拒否している」だけでなく,「犠牲者を非難するゲームをもてあそぶ」ようだと批判しました.



「意見広告」に批判


同委員長は,ハンガリー出身のユダヤ人で,ナチスによるホロコースト(大虐殺)の生き残り. 昨年の外交委員会では,小泉首相靖国参拝を「ナチ指導者の墓に花輪を置くに等しい」と批判していました. それだけに反省のない日本の「靖国」派勢力の主張に「非常に心かき乱される」と怒りをあらわにしました.


委員長は,ワシントン・ポスト紙に日本の「靖国」派議員が出した意見広告を取り出し,「生き残った慰安婦たちへの中傷」であり,「事実と真っ向から対抗する,ばかげた主張」だと非難. こうした主張が,国会議員によって行われたことに強い懸念を示しました.


スミス議員(共和)は,安倍首相が「(性奴隷の)強制を否定」したことは,河野談話の「正当性と誠実性に対する挑戦」だったと指摘. 米国の「よき友,同盟国である日本に,人権侵害や歴史の事実を覆い隠すことをさせてはならない」と述べました.


元「慰安婦」が証言したアジア・太平洋地球環境小委員会のファレオマバエガ委員長(民主)は,河野談話を読み上げて引用. 安倍首相の発言を「筋が通っていない」と指摘. 「日本政府がこの決議案を真剣に検討することを望む」と語りました.



「歴史の事実」強調


傍聴には,「慰安婦」決議案の採択を求めてきた諸団体の代表が詰めかけました. アムネスティ・インターナショナル米国クマール氏は,「決議案は日本たたきではなく,道義的責任の問題です. 戦場での人権侵害を未来に起こさせないためにも,引き続き本会議での採決に向け頑張りたい」と語りました.


慰安婦問題ワシントン連合」のソ・オクチャ会長は,決議案の採択について「生き残った元『慰安婦』の女性たちは,涙を流して歓喜しているに違いない」と述べ,「『慰安婦』は性奴隷であり人権侵害だと,議員たちが深く理解して議論してくれたことが印象深かった」と議員の発言を歓迎しました.


各議員は,日本軍がアジアの女性たちを強制的に性奴隷である「慰安婦」にしたことは「歴史の事実」だと繰り返し指摘. また,米議会で証言した元「慰安婦」の女性たちの勇気をたたえました. アッカーマン議員(民主)は,元「慰安婦」の女性たちは,「過ちを繰り返してはならないと沈黙を破りホロコーストを告発したユダヤ人たちと同じだ」と語りました.



しんぶん赤旗 2007/06/28 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-06-28/2007062802_01_0.html

[主張]「慰安婦」決議採択/「靖国」派への痛烈な批判だ


下院外交委員会が,「従軍慰安婦」問題で日本政府に公式謝罪を求める決議案を賛成三十九,反対二の圧倒的多数で可決しました. 七月の本会議でも可決される見通しです.


日本政府は,歴代の首相が「謝罪」しているといって採決回避を米議会に働きかけてきました. にもかかわらず米議会が謝罪要求決議を可決したのは,安倍晋三首相をはじめ過去の侵略戦争を肯定する「靖国」派が「強制はなかった」と戦争責任を否定していることへの反発の強さを示しています. 安倍首相と日本政府の態度が問われます.



戦争責任の否定


下院外交委員会の決議は,日本軍による強制を認めた一九九三年の河野洋平内閣官房長官「談話」を「日本の官民」が「無効」にしようとしていると指摘し,日本軍が女性を「性的奴隷に強制したこと」を日本政府が「公式に認め,謝罪する」ことを求めています.


安倍首相は「河野談話」を守るといいながら,「慰安婦」について,「強制性を裏付ける証拠はなかった」(三月一日の記者会見)とのべました. 麻生太郎外相も米下院決議案が「客観的な事実にはまったくもとづいていない」(二月十九日衆院予算委員会)とのべています. 下村博文内閣官房副長官は「従軍慰安婦はいなかった」(三月二十五日)とまでいいました.


こうした言動が,米議会ばかりかブッシュ政権の反発すら招いたのです. 「河野談話」は「従軍慰安婦」について,「甘言,強圧による等,総じて本人たちの意思に反して行われた」と認め,「おわびと反省」を表明しています. それを「薄め」「無効」にすることを,アメリカをはじめ国際社会が批判するのは当然です.


安倍首相は四月の日米首脳会談で,ブッシュ大統領議会指導者に「河野談話」の継承と「おわび」を表明してみせたものの,日本軍の強制を否定した発言を撤回していません. そのうえ,安倍首相と同じ「靖国」派の自民,民主両党議員らは,決議を阻止しようと十四日付の米紙ワシントン・ポストに「事実」と題する「慰安婦」強制否定の意見広告を掲載したのですから,米議会内に批判が広がったのは当たり前です.


下院の指摘を「事実無根」だと非難した意見広告は,米議会はもちろんブッシュ政権の内部でさえ,安倍首相の「おわび」は形だけで,「日本の本音は別」だという疑念を大きくさせただけでした.


戦後の国際社会は日本とドイツなどの侵略戦争への反省とそうした違法は許さないという合意のうえに成り立っています. ドイツホロコーストや「従軍慰安婦」問題は議論の余地のない確定ずみの歴史的事実となっているのに,日本軍の強制はなかったなどというのは,国際社会の土台を掘り崩すことです.


安倍首相は,戦争責任を否定すれば日米関係はもちろん,戦後日本の国際的地位さえも傷つけることになるということを直視すべきです.



心からの反省を


安倍首相ブッシュ大統領には「慰安婦」問題で「おわび」を表明しました. しかし,強制された人々には直接謝罪していません. 安倍首相は「河野談話」を守り,進んで公式謝罪を行うべきです.


安倍首相は自らの内閣を「靖国」派で固め,教育基本法改悪改憲など文字通り「靖国」派政治を強行しています. 今回の決議は,そうした「靖国」派政治が国際的に通用しないことを示した点でも重大です.

返信2007/06/28 19:33:36