日常生活では、どんな店屋の主人でもしごくあたりまえに、ある人が自分がこうだと称する人柄と、その人が実際にどういう人であるのかということを区別することぐらいはできるのに、わが歴史記述ときては、まだこんなありふれた認識にさえも達していないのである。それは、あらゆる時代を、その時代が自分自身について語り、思い描いた言葉どおりに信じ込んでいるのである。 『ドイツ・イデオロギー』
070614
■ [clip][documents][mapping]

「慰安所」があった地域一覧
http://d.hatena.ne.jp/yamaki622/20070612/p1
--> 労作。複数のレポートをもとにテーブルを作成。
元「慰安婦」の証言を検証する前に考えるべきこと
http://d.hatena.ne.jp/yamaki622/20070613/p1
-->”証言”のゆらぎに関する考察。説得力ある。
[追記] ni0615さんのコメントから。
「慰安所」があった地域一覧
http://space.geocities.jp/japanwarres/center/hodo/hodo38.pdf
(2007年4月17日、日本の戦争責任資料センターが行った外国特派員協会での記者会見、配布英文資料17ページ)
画像リンク
http://www22.atwiki.jp/doc_exam2007?cmd=upload&act=open&pageid=1&file=where+comfort-station+were.jpg
■ [memo] ケーススタディ

池田信夫さんのところの歴史を偽造して開き直る朝日新聞のコメント欄などの分析。
異議申し立ての意義
http://d.hatena.ne.jp/yamatedolphin/20070417
異議申し立ての意義②
http://d.hatena.ne.jp/yamatedolphin/20070419
責任に関して
http://d.hatena.ne.jp/yamatedolphin/20070425
抜粋
ここでその実質性を考慮した私見を言わせてもらえば、軍による組織的な強制がなかった、と判断するにはまだ足りない、と思う。
まず第一に、Apemanさんのご教示などからより詳しく知ったのだが、日本軍の性欲処理施設への関与度は、他国に比べ非常に高いという事。設置を決めた母体が日本軍であること、輸送、労働条件の策定、監視など様々なサポートを組織的に行っていたことなどである。であればこそ、そこにおける逸脱行為についても組織的に対応すべきであったと思われるのである。
たとえば違法な強制があったとして、それを知っていながら厳格な対処もしないという事であれば、組織として違法な行為を追認したのだから、組織的な強制と言われてもしかたがないのではないか。(また、違法な強制を上層部が知らなくても、当然知りうるべき状況にあって知らなかったという事になれば、過失としてやはり組織的であったというそしりは逃れられない気がする。)
またこれは犯罪性を問うのは難しいかもしれないが、そのような違法な強制が一部の特殊な事例として片付けられないほど生じていたり(実際生じている気がするが)、あるいは一部の特殊な例しか生じていなくとも違法な強制が生じる事が予見できそれを防げるような組織構造にしていなかった場合などにも、組織的であったかどうかという事は問われるのではないか。
それを言えば切りがないのかもしれないが、日本軍などは侵略地域によっては異常な物資不足であり、現地調達という名の民間施設からの略奪行為など常態化していたのであるから、そのような略奪を是とするような組織であった事じたいも問われるべきではないか?つまり南方で生じていた一部の慰安婦への強制行為は、きわめて特殊な例ではなく、日本軍の組織体質から生じておかしくない事例だったのではないか。現地の民間人の生活の軽視というのが一般化していたのではないか。
(念のため、こういう日本軍の特質が日本人の民族的特質(などというものがあるとして)とは、まず関係なかろうという事は言っておかねばならないだろう。また、このような日本軍のありかたを批判するのは、決して日本軍(および日本)だけを責めるものでもない事も。)
またこれらの組織性に関する責任が、どのレベルまで問われるべきか、というのも文書云々よりも、実質的な部分(他の命令の系統やその実施状況等の整合性など)によって、それぞれ判断していくしかないだろう。
■ [link] 高橋哲哉さんの論説

憲法改悪のための犯罪隠し/高橋哲哉(ハンギョレ新聞2007年5月20日)
冒頭部引用。
旧日本軍“慰安所”制度の被害女性たちがアメリカ議会で証言し、日本政府に謝罪などを求める決議案がアメリカ議会で審議されている。安倍晋三首相は「強制性はなかった」という自らの発言に非難が集まると態度を変え、“謝罪”を繰り返している。しかし慰安婦問題に関して旧日本軍の責任を否定することは、安倍の昔からの持論であり、彼がこれを変えたと考えることはできない。
--> 全文は『薫のハムニダ日記』でどうぞ。 (http://hamnidak.exblog.jp/5754621/)
■ [log] 経過報告

『慰安婦は高給取りだったか』という疑問に答えるようなキーワードを作る予定なのですが、さまざまな議論の結果、多岐にわたる資料を引用することになりそうで、ひとまず草稿を作る予定です。かくなる後には、ぜひともみなさまのご意見、ご批判を承りたいと思います。しばしお待ちください。
■ [web] 罵倒など

下記で語られている件はグループの掲示板とは無関係。だけど事情はクロスしてるかんじ。なんとなく引用。
大野さんの記事にあった「ネット上の暴力」とは「罵倒表現」ではなく、「脅迫的言動」と理解すべきだろう。そうした脅迫的言動を繰り返している人間とは対話が成立しないのは明白だ。一回の脅迫的言動なら、脊髄反射かもしれないし、見逃してもいいかもしれない。しかし、これだけ繰り返していれば充分悪質だと思い、記事として取り上げた。
歴史学徒という属性にたって歴史学の手法から外れるとある種の意見を批判しておきながら、敵対的な党派の言動については史料批判もなにもないまま罵倒する人もいるし、自分は女性であるからたとえ女性が間違っていても女性の味方をするという表明をなにやら英雄的なものであるかのように、褒め称える、しかも日頃は客観性を要求するような人たちがそうする、そのような光景も見てきた。
あんまり党派的なのでかえって笑ってしまった例としては、ある人が言論上の批判者に「死ね」と書いたメールを送ったのだが、それに対する批判を評して、「やんちゃをおおげさに言い立てて印象操作しようとしている」と言った人もいた。
なお、下の引用は、党派性、という意味で自分を戒める意味でも引用しました。歴史学、女性、という例そのものは関係ありません。
掲示板 --> http://ianhu.g.hatena.ne.jp/bbs
地図がありますよ。照合は必要ですが。
http://space.geocities.jp/japanwarres/
↓
http://space.geocities.jp/japanwarres/center/hodo/hodo38.pdf
17ページ
クレジットは、
2007年4月17日、日本の戦争責任資料センターが行った外国特派員協会での記者会見、配布英文資料17ページより
http://www22.atwiki.jp/doc_exam2007?cmd=upload&act=open&pageid=1&file=where+comfort-station+were.jpg