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lunakko
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Re:戦争前の南方各地における貨幣流通量
永井教授、こんにちは。
昨日提出していただいた資料で、とても興味深い点が2点ほどありました。
一つは、ビルマにおいて、もう一つは、フィリピンについての箇所です。
あなたの提示した資料より抜粋して、数値を再掲しますので、ご確認の上、返答いただきますよう、お願いいたします。
■ 在来通貨の年経過による現象について
ビルマにおける流通高(単位:ルピー)
| 年月日 | 地域 | 在来通貨 | 軍票・南発券 | 計 |
|---|---|---|---|---|
| 1941年末 | ビルマ | 182,000,000 | 0 | 182,000,000 |
| 1943年6月末 | ビルマ | 160,000,000 | 315,000,000 | 475,000,000 |
フィリピンにおける流通高(単位:ペソ)
| 年月日 | 地域 | 在来通貨 | 軍票・南発券 | 計 |
|---|---|---|---|---|
| 1941年末 | フィリピン | 175,000,000 | 0 | 182,000,000 |
| 1943年3月 | フィリピン | 100,000,000 | 130,000,000 | 230,000,000 |
これによると、1941年にビルマ及びフィリピンにおいて流通していた在来通貨が、何らかの要因によって、減少していることがわかります。
これのご説明をお願い出来ますか?
この現象は軍票を大量に刷ったことに起因するものなのですか?
また、私の説では、占領地下において、軍票が現地通貨と入れ替わることによって在来通貨の価値が下がり、在来通貨の流通量が減ったため。と解釈出来ます。
■ 占領地での必要通貨量について
教授は、
この数字とすでに紹介した南発券の発行高を比較してみると、マレーでは、昭和17年12月で1939年末の流通高を超える額の軍票が発行されており、以下
北ボルネオでは17年12月
スマトラ+ジャワでは、18年12月に1941年末の流通高をこえ、
ビルマでは18年3月
フィリピンでは18年6月
ということになります。
ジャワでは在来通貨が圧倒的であり、マレーと北ボルネオとスマトラでは両者がほぼ同額、フィリピンでは軍票・南発券がややうわまわり、ビルマでは軍票・南発券が在来通貨をうわまわっていることがわかります。だいたいこの順序で物価騰貴が激しくなります。
とおっしゃられておりますが、そもそも、現地における必要総貨幣量を考慮しておられるでしょうか?
具体的にビルマの例で言いますと、
| 年月 | 物価指数 | 物価に対する貨幣量流通量(理論値) | 在来通貨+軍票流通量 | 在来貨幣流通量 |
|---|---|---|---|---|
| 1941年12月 | 100 | 182,000,000 | 182,000,000 | 182,000,000 |
| 1943年3月 | 705 | 1,283,100,000 | 426200000(推測値) | 163670000(推測値) |
| 1943年6月 | 900 | 1,830,983,700 | 475,000,000 | 160,000,000 |
注2)貨幣流通量の単位はルピー
注3)物価に対する貨幣量流通量(理論値)は、物価上昇率と平行して貨幣流通量が増えたとした場合。
となります。
これは、軍票と現地通貨が両方出回っても、まだ通貨が足りないという事を意味します。
つまりこれは、「インフレを起こそうとしてもデフレになってしまう状況」であり、
物が買いたくても、それを買うのに使用する貨幣が足りなくなっている状況です。
もしもこの状況で、インフレが起こるまで軍票を刷るとなると、この時点での軍票の流通高(315,000,000)程度の量ではなく、約1,800,000,000ほどの軍票を刷らなければなりません。桁が違います。
グラフにすると、
こうなります。
注)1943年3月における在来通貨及び軍票流通量及び在来貨幣流通量は推測値
よって、「軍票を大量発行した」の時点で、それは、インフレを引き起こすほどに大量ではないのです。
もっとも、物資不足の戦時中ですので、必要な物の価値はあがるでしょう。私は、それを戦時中のインフレである。と言っています。
追記:実際にはインフレではなく、物価の高騰。
また、正確に記載するのであれば、1943年3月直前の現地の流通貨幣の量を知る必要があります。
もし、可能であれば、ご提示いただけないでしょうか?
また、これに対する反論もお待ちしております。よろしくお願いいたします。
■ 物価に対する貨幣量流通量(理論値)の計算方法
貨幣数量説とは
貨幣の量が下がると貨幣の価値は上がり、物価が下がる
貨幣の量が上がると貨幣の価値は下がり、物価が上がる
という考え方でいわば経済の基本的な考え方です。
M=貨幣の量
V=貨幣の流通速度
P=物価
T=商品の取引量
k=マーシャルのk
Y=実質国民所得
公式は「MV = PT」及び「M = kPY」
左辺は貨幣供給量、右辺は貨幣需要量。
ビルマにおいては、1941年12月から1943年6月までに、物価が9倍になっています。
では物価が9倍になった時には何故「貨幣の量が9倍必要」なのでしょうか?
言葉で説明すると、「そうしないと貨幣の価値が9倍に上がる」つまり極端なデフレーションを起こしてしまうからなのですが、それを式で表すとこうなります。
1941年12月を「MV=PT」とすると1943年6月の状態は「mV´=9PT´」となります。
mV´/9T´=P MV/T=P このようにPを代入可能にします。すると
mV´/9T´=MV/T こうなるわけです。一度コレを整理すると
1/9m(V´/T´)=MV/T こうなります。ここで一旦古典学派の流れとしてVとTが一定のものとするならば
1/9m=M つまり1941年12月のMは1943年6月のmの1/9 言い方を変えれば
m=9M 1941年12月の貨幣流通量の9倍の貨幣流通量が必要となるわけです。
また、式が求める結果自体は同じですが、これによりVとTを算出できない場合でもGDPやGNI、マネーサプライから算出できるようになります
M=kPY m=9k´PY´ Mを1941年12月、mを1943年6月とし、Pに代入可能にする事で
M/kY=P m/9k´Y´=P となるので代入し、
M/KY=m/9k´Y´ この式が成り立つ。
M(9k´Y´/KY)=m はこのようになります。
つまり、
{(9×1941年12月のGDP×1941年12月のGNI)/1941年12月のマネーサプライ}/{(1943年6月GDP×1943年6月GNI)/1943年6月マネーサプライ}
が「1943年6月の貨幣流通量は1941年12月貨幣流通量の何倍必要か」を導き出す式になります。
1941年12月を「MV=PT」とすると1943年6月状態は「2MV´=9PT´」となります。
これは、占領後、総流通貨幣量が2倍(現地通貨+軍票)になり、物価が9倍になったことを意味します。
これを解くと、2/9(T/V)=(T´/V´) となります。
新古典派の考え方としてはTとVは不変であるため、T=T´、V=V´となります。
これは、、T´/V´の値が占領前の2/9でないとMとPの関係が占領前と同じ水準にならないことを意味しており、
つまり、実際に現地で流通していた貨幣量(475,000,000)の4.5倍の貨幣量がないと、「貨幣不足による貨幣価値の高騰」となります。
これらのことから、「日本軍の軍票発行がインフレの原因」という説は全く根拠がないと判断します。
また、軍票がインフレを発生させる為には上記の金額が必要なため、その証拠が出てこない限り、軍票がインフレを引き起こすことはありえないことを明記しておきます。
また、http://ianhu.g.hatena.ne.jp/bbs/14/65
についても回答願います。
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74Re:戦争前の南方各地における貨幣流通量
lunakko
2007/06/09 12:42:19
永井教授、こんにちは。 昨日提出していただいた資料で、とても興味深い点が2点ほどありました。 一つは、ビルマにおいて、もう一つは、フィリピンについての箇所です。 あなたの提示した資料より ...- ├
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ni0615
2007/06/09 15:49:08
永井教授、こんにちは。 昨日提出していただいた資料で、とても興味深い点が2点ほどありました。 一つは、ビルマにおいて、もう一つは、フィリピンについての箇所です。 あなたの提示した資料より抜 ...- └
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lunakko
2007/06/09 19:55:04
だめだよ、ニセモノの猫なで声をだしたって、 先生の答えが欲しかったら、誹謗中傷文を取り下げることが先でしょうが。 事実を書いたまでです。 教授に言われるならともかく、あなたに言われる筋 ...
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84Re:誹謗中傷文を取り下げることが先
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88貨幣数量説とSNA
inuda_one
2007/06/09 23:32:15
今日は酔っ払っているので軽い指摘にとどめておきます. 貨幣数量説 貨幣数量説はおそらく経済学における貨幣と価格の関係に関する最も古い考え方です.その意味は狭義には「貨幣供給量に比例して物価 ...- └
89Re:貨幣数量説とSNA
nagaikazu
2007/06/10 00:53:27
inuda_oneさん、こんばんは。 貨幣数量説はおそらく経済学における貨幣と価格の関係に関する最も古い考え方です.その意味は狭義には「貨幣供給量に比例して物価水準が決まる」ですが,そのよう ...- └
90Re:Re:貨幣数量説とSNA
lunakko
2007/06/10 17:57:07
MV=PTを占領前、2.6mV´=9PT´を占領後とし、「P=Pである」、つまり価格水準が同じである為には、M=2.6/9mとなりM≠mとなり、m=9/2.6M ≒ m=3.5となります。 追記:m ...- └
91数式まちがっていますよ。
nagaikazu
2007/06/10 12:51:49
MV=PTを占領前、2.6mV´=9PT´を占領後とし、「P=Pである」、つまり価格水準が同じである為には、M=2.6/9mとなりM≠mとなり、m=9/2.6M ≒ m=3.5となります。 ...- ├
92永井先生へ
yamaki622
2007/06/10 13:30:32
永井先生は私に「もうlunakkoさんは相手にしない」と仰ったはずです。嘘だったのでしょうか。いつまでみんなでこんなこと繰り返すつもりなのですか。 - └
93Re:数式まちがっていますよ。
lunakko
2007/06/10 17:59:14
ビルマにおいては、1941年12月から1943年6月までに、貨幣流通量が182百万ルピーから475百万ルピーに増加しています。2.6倍の増加です。 貨幣数量説では貨幣流通量が2.6倍になった時 ...
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92永井先生へ
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91数式まちがっていますよ。
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90Re:Re:貨幣数量説とSNA
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89Re:貨幣数量説とSNA
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