南方軍政と軍票政策 RSSフィード
 

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26seabass35seabass35   23  Re:Re:Re:Re:Re:Re:主張の核心を語らなかった真意は

この数字を信用しておりますよ?

ただ、物価を比べるならば、占領地撤退直後の物価指数÷占領直後の物価指数=を調べる必要があると思われませんか?

何故、1941年の東京の物価指数100と比較する必要があるのですか?

なんで、その「100」が「東京の」物価指数なんですか?

どこにそんなことが書かれていますか?

当然、1941年12月における各地の物価指数に決まっているでしょうが。

しかし、その1941年12月の「100」を考慮に入れなくても、1943年12月から1944年12月までの年500%の物価上昇を見れば、ハイパーインフレと言って過言でないインフレが起こっていたのは、否定できないと思います。

そんなの戦時中の提灯記事だとおもいます。

おやおや。これは、あなた方のお仲間である

http://ameblo.jp/scopedog/entry-10035706576.html

さんの記事にも載っている新聞記事ですよ?

「あなた方」とか、「お仲間」とは誰のことだか分かりませんが、念のために言いますと私は別に、「提灯記事だから全部嘘だ」とかそんな幼稚な議論をするつもりはありません。

私は史料とは、測定データみたいなものだと思っていて、誤差や曖昧さや、様々な問題を含んでいますが、だからといって、完全否定していたら話にならないと思います。

従って、提灯記事にも使いようがあって、使い方さえよければ別に問題はないでしょう。

ただ、新聞記事の中の、「悪性のインフレが起こっていない」だとかいう記述が、年500%のインフレが起こったとする日本銀行の調査を覆すほどの信頼性があると言う人はいないでしょう。

だって、新聞記事がインフレが起こっているのに、「起こっていない」と書く動機は十分にありますが、日銀が有りもしないインフレをでっち上げる理由は考えにくいですから。

それに、inuda_oneさんがbbs:16:8の注で

M0がマラヤでは42年から45年までで18倍、フィリピンでは41年から45年までで31倍。インドネシアでは42年から45年で5倍弱、インドシナでは41年から45年で5倍強。

と紹介されているでしょう。ハイパワードマネーが実際は東南アジアで何倍とか何十倍とかになっているわけですよ。単に通貨を入れ替えるだけなら、M0を何倍にも何十倍にもする必要があるんですか?1.0倍で良いはずでしょ?

現地通貨の総流通量と同じ所まで発行しても、現地通貨が使用されなくなれば同じです。たとえて言うならば、旧千円札が、新千円札に入れ替わった日本において、総流通千円札の量が増えましたか?

そういう言い訳をされないように、ハイパワードマネーが何倍とか何十倍とかになったケースを取り上げたんですがね。


要するにあなたの意見は、軍票は元現地通貨の両替用にのみ使われたというものですね?

だから、総流通量が変わらないという意見ですよね?

ですが、それだったら、どうしてハイパワードマネーが何倍、何十倍になったりするんですか?

あなたは

千円札が、新千円札に入れ替わった日本において、総流通千円札の量が増えましたか?

とおっしゃいますけど、旧千円札が、例えば、はじめに1億枚あったとして、新千円札に入れ替わったら、10億枚になっていたなんてことがありますか?

第一これだけM0をふやして、なんで総流通量が変わらないんですか?

流動性の罠ですか?(笑)

MOが増えたのはinuda_oneさんの思い込みでしょ?あの方、ちょっと経済に疎いようなので。あなたの質問に対する理由は、片方の貨幣が流通しなくなるからですよ。

だから、”片方の貨幣”の何倍何十倍も軍票を刷っているんですよ?”片方の貨幣”が流通しなくなったというのが本当だとしても、どうしてそれで総流通量が変わらないんですか?

単純に、1942年3月に外挿すると、物価指数が100.35で、33ヶ月で約87倍になります。

なんで「多く見積もって10倍」で「戦時中のインフレの範囲」なんですか?

意味がわかりませんので、もう少し詳しくお願いします。

例えば、

1980年に貯金をしました。それ以来一定の利子率でお金が増え続けました。1990年に100万円でした。2000年に150万円でした。とすると、1980年には何円だったのでしょう。

という問題を解くことを考えて下さい。

同じように、1943年12月から1944年12月までの物価指数のデータから、日本がビルマを占領した1942年3月の物価指数を推定することができます。(ただし、一定のインフレ率で物価が上昇すると仮定します。)

で、物価指数が100.35なわけですよ。私はもっと驚いて欲しかったんですがね。

だって、3ヶ月前の1941年12月の100とほとんど同じわけですよ。


何故、対数にする必要があるのですか?上がっているように見せたい「だけ」でしょう?

この発言には正直驚いています。

あなたは、「対数グラフ」が世の中でなぜ使われるか知らないわけですね。

それなのに、

上がっているように見せたい「だけ」でしょう?

などと邪推するわけですね。

対数グラフ」が使われる理由(の一つ)は、指数関数プロットすると直線になるからですよ。

指数関数というのは、f(x)=a^x(aのx乗)で表される関数で、「一定のインフレ率を持つ物価」が例えばそれに該当します。

(嘘だと思うのなら、EXCEL使って、1,2,4,8…(つまり、2^x(x=0,1,2,3…)ですね。)を対数グラフでプロットしてみて下さい。)

そして傾きを見れば、増加率が分かるのです。

例えば、lunakkoさんは、以下のようにおっしゃいます。

そんな対数グラフ書いたら、今の日本だって10年前と比べてインフレがおきていることになりませんか?

日本はここずっとデフレですから、インフレになっているかどうかはわかりませんが、それも、対数グラフにプロットして傾きを見れば良いんですよ。

例えば、日本が年率1%で物価上昇しており、アメリカが10%で上昇していたとします。対数グラフにプロットしますと、二つとも直線ですが線の傾きが違うのです。つまり見ただけで、すぐにその傾向が見て取れるから対数グラフは便利なのです。

そして、質問があります。

軍票を大量に発行し、インフレが生じたのならば、このグラフのどこを見ればいいのでしょうか?教えてください。

そんなグラフ描いているから分からないんですよ。

横軸を1941年12月から1945年3月まで、縦軸を物価指数で片対数プロットしてみて下さい。

驚いたことに、(いや、本当に私も自分でやってみて驚いたんです。皆さんも是非やってみて下さい。)ほぼ直線に乗ることが分かります。

これは、ビルマでは、日本が占領した直後から、ずっと一定して年率500%ぐらいのインフレに襲われたことを示唆してます。

もちろん、軍票を大量発行したことによると考えるのが自然でしょう。


「いや、軍票は関係ない。物資の不足によるものだ。」とおっしゃるなら、以前無視された質問

「貨幣の増産」は物資の不足を引き起こさないとおっしゃるんですか?

を繰り返しておきます。

返信2007/06/07 20:19:55