自分ってどれだけ馬鹿ですか? RSSフィード
 

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35StiffmuscleStiffmuscle   33  Re:Re:Re:kmiuraってどれだけ馬鹿ですか?


  1. 大沼 保昭『「慰安婦」問題とは何だったのか』、中央公論新社、2007年
  2. 朴 裕河『和解のために』、平凡社、2006年
  3. 金 富子/中野 敏男 編『歴史と責任―「慰安婦」問題と一九九〇年代』、青弓社、 2008年

1.の大沼書は、法的に『被害者の名誉回復』をしようとしなかったアジア女性基金の「善意」と「尽力」が無残な失敗に終わったことに関する大沼のやり場のない敗北感が、政府、マスコミNGOなどへの「逆恨み」となって噴出している。少なくとも、わたしにとっては、まともに読了できるような本ではなかった。


2.の朴書は、韓国の「ニューライト」が書いたもので、韓国ではほとんど受け入れられていない。吉見の著述から自分の都合にいいところだけを抜き出して、彼の権威を寸借し、捻じ曲げて、自論の補強に使っている。この著者は「慰安婦」問題について恐ろしいほど無知である。


3.の金&中野書は、非常に優れた総括研究書。しかし、「慰安婦」問題や「国際法」など広範な知識がないとほぼ理解できない。また、文章が非常に堅く難解である点でも一般の読者は手を出せない。


1.と2.には「日本人は問題解決に向けて精一杯の努力をした。私たちは悪くない。」という感想を「慰安婦」問題について詳しくない読者に抱かせる危険がある。良書とも著者の「無垢な善意」を前面に打ち出した書で、論理より感情に訴えかける文章で、文章そのものも3.に比べると遙かに平易である。

3.の内容をより平易にした「概説書」があるとよいと感じるが、2007年は、たまたま「アメリカ上院の決議」と「安倍前首相の大失敗」にマスコミや世論がゴシップ的に喰らいついただけで、日本国民の"historical amnesia"は本質的には変化していないと見るべきだろう。ただし、徐々によい方向に変わっていく可能性は高い。


そんなことやら何やらを考えていたら、この動画のことを思い出したので、貼り付けておきます。

■ Rep. David Scott speaks on the importance of passing H.Res. 121

"Why is it so hard to simply say "I'm sorry."?"

返信2008/07/19 18:12:12
  • 35Re:Re:Re:kmiuraってどれだけ馬鹿ですか? StiffmuscleStiffmuscle 2008/07/19 18:12:12
    大沼 保昭『「慰安婦」問題とは何だったのか』、中央公論新社、2007年 朴 裕河『和解のために』、平凡社、2006年 金 富子/中野 敏男 編『歴史と責任―「慰安婦」問題と一九九〇年代』 ...